妊婦は便秘になりやすい!原因と対策まとめてみた

2019年11月15日

こんにちは!現在妊婦イラストレーターのもちきんです!

私もちきん、妊娠中期ごろから、ひどい便秘に悩まされております。

妊婦前は便秘に悩んだことはほとんどなかったのに…。

ある調査結果では、妊婦の七割が便秘を経験するという結果が出ています。

今回は多くの妊婦さんが悩みを抱える

「妊娠中の便秘」の原因と対策方法についてまとめてみました。

便秘に悩む全ての妊婦さん、是非参考にしていってください。

 

妊婦が便秘になりやすい要因

実は妊娠すると、いくつもの便秘要因が揃ってしまいます…

ホルモンの影響

妊娠すると「黄体ホルモン」というホルモンが分泌されます。

このホルモンの働きにより、腸の運動は弱くなってしまいます。

大きくなった子宮による腸の圧迫

大きくなった子宮が腸を圧迫することにより、

腸管が狭くなり機能は鈍く、活動が弱くなってしまいます。

運動不足

妊娠中はつわりや腰痛などの体調不良や大きくなったお腹のため

思うように動けないということが常になります。

そのため運動不足になり、排便時に必要な筋肉が弱ってしまいます。

 

妊娠中の便秘についての誤解と招く問題

妊娠中の便秘が与える影響とは、どのようなものなのでしょうか?

便秘は赤ちゃんに影響を与える!?

「便秘で赤ちゃんが圧迫されて、悪影響があったらどうしよう…」

と考える妊婦さんは少なくないのではないでしょうか。

安心してください。

便秘によって、赤ちゃんに悪影響が与えられることはありません。

赤ちゃんは、子宮の中の羊水によって衝撃や圧迫から守られているので

便秘により影響されません。

 

ただし母体に影響が!妊娠中の痔に注意しましょう

便秘により心配になってくるのは赤ちゃんではなく、母体です。

便秘により、固い便・強くいきまなければ出ない便になることにより

肛門周辺がうっ血し、痔になりやすくなってしまいます。

便秘を繰り返すごとに肛門への負担が積み重なっていき、治療の必要なものになってしまうこともあります。

分娩時は、強くいきむためただでさえ痔になりやすいといわれているので

妊娠中に痔になることは出来れば避けたいものです。

痔で悩む妊婦さんが出産する場合は

痔の状態で出産を迎える際は念のため

助産師に相談しておくと安心でしょう。

いぼ痔等の場合、助産師さんが上手く対処してくれるようです。

妊婦さんでも使える痔の市販薬

妊娠中でも使用可能の商品リンクを記載しておきます。

ただし必ず、医師に相談した上で使用を検討するようにしてください。

ボラギノールM軟膏

妊娠中の便秘薬使用は大丈夫?

妊娠中の便秘薬使用の良し悪しについては様々な意見がありますが

まずはかかりつけの医師に相談すると良いでしょう。

決して自己判断で使用することはやめましょう。

また、我慢せず症状を医師に相談しましょう。

 

便秘薬が必要になる手前で、サプリメントで便秘予防しよう

妊婦さん御用達のメーカー「ピジョン」から、妊娠中も安心して使用できる便秘予防サプリメントが販売されています。

便秘にてきめんだと口コミも高く、無香料・無添加なものなので

安心して使用できそうです。

Amazon ピジョン 乳酸菌プラス

 

基本は便秘にならない生活を

まずは薬やサプリメントに頼らず便秘にならない生活を心がけてみましょう。

朝起きたらコップ一杯の白湯を飲みましょう

朝起き抜けに白湯を飲むことで、胃腸が刺激され活動が活発になります。

また水でなく温かい白湯を飲むことで、妊婦大敵の冷え対策にもなります。

そして、固く水分のない便にさせないためにも

起き抜けだけでなく一日を通して意識的に水分補給を行うことが

便秘対策にとって重要です。

 

食物繊維はバランスよく摂取しましょう

「便秘になったらとにかく食物繊維たっぷりの野菜を食べればいい!」という認識は間違いです。

食物繊維には不溶性と水溶性の二種類あり、これらをバランスよく摂取してはじめて便秘に効果が表れるのです。

不溶性食物繊維とは

水に溶けず腸まで到達する食物繊維です。

便のかさましになり、腸を刺激することで便秘に効果をもたらします。

さつまいも・干し椎茸・大豆・かぼちゃ等に多く含まれています。

 

水溶性食物繊維とは

水に溶け、固い便を柔らかくする効果のある食物繊維です。

大麦・わかめ・こんにゃく・オクラ・バナナ・ひじき等に多く含まれています。

 

二つの食物繊維をバランスよく摂取できる「もち麦」がおすすめ

バランスよく摂取することが大切だと分かっていても

何かと忙しかったり、体調不良であったりする妊婦生活で食事管理は一苦労ですよね。

そんな時に助かる食材が「もち麦」です。

このもち麦は不溶性・水溶性二つの食物繊維を豊富に含んでおり、

またビタミンが豊富・コレステロールを抑える働きがある等

赤ちゃんへの栄養や体重制限に気を遣わないといけない妊婦さんにはとっても嬉しい食材なのです。

実際に普段主食の白米をこのもち麦に変えただけで、

便秘解消をはじめ様々な嬉しい効果があったという妊婦さんは多く、とてもおすすめできる食材と言えます。

 

生活リズムを整える

妊婦になると、動くのが大変になるだけではなく

体調不良や熟睡できない等のトラブルが常となってしまいます。

そのことから、昼まで寝てしまったり夜更かしをしてしまったりと

生活のバランスは崩れがちに…。

朝は排便の時間とも言われており、規則正しい生活をし朝排便することを習慣づけることが

便秘解消するためには重要です。

朝は起きて、夜は寝るという規則正しい生活のリズムを崩さないよう心がけましょう。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

私たち妊婦は普通の人よりも便秘リスクに晒されていたのです。

しかし、出来る対策がたくさんあることがわかりました。

便秘対策のためにできることをひとつひとつ行って

トラブルなく楽しいマタニティーライフを送れるように

一緒に頑張りましょう♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!